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ワンちゃんのドッグフード選びの基本とは?注意点も解説

ワンちゃんのドッグフード選びの基本とは?注意点も解説

ドッグフードは種類が豊富で、ネットなどの情報量も多くどれを選べばいいか迷ってしまいますよね。飼い主さんご自身が、自分の選択が正しいのかと不安になるときもあると思います。

ワンちゃんが健康に生きていくためにも欠かせないドッグフード。今回は、ワンちゃんに合ったドッグフード選びの基本や注意を解説します。

まずは総合栄養食を選ぶ

ドッグフード選びの第一歩は、犬用の総合栄養食を選ぶところからスタートします。

総合栄養食とは?

「総合栄養食」とは、そのフードと新鮮な水だけで動物の健康が維持できるもの。ワンちゃんにとっての「主食」です。

一般食や副食、おやつもある

ドッグフードにはほかにも「一般食」「副食」「おやつ」などがあります。「一般食」「副食」おもに缶詰やレトルトパウチなどに入ったウエットタイプや、セミモイストタイプなどです。おやつは、ビスケットやガム、ジャーキーなどのタイプがあります。

どれも嗜好性を重視しているのでワンちゃんが喜んで食べますが、一般食や副食、おやつだけでは必要な栄養が摂れません。食べ過ぎは栄養バランスが崩れ肥満などの原因になります。

一般食や副食、おやつは、ワンちゃんのお楽しみやコミュニケーションのために上手に使ってくださいね。

ライフステージで選ぶ

次に、ワンちゃんのライフステージに対応したドッグフードを選びます。ワンちゃんのライフステージが分かりにくい場合は、動物病院で相談しましょう。

ライフステージとは?

ライフステージは、主に「成長期(子犬)」「維持期(成犬)」「高齢期(シニア犬)」の3つです。

メーカーによっては「パピー」「グロース」「アダルト」「シニア」などと表示されているドッグフードもあります。

成長期は子犬向け

離乳期や子犬期など、ワンちゃんの成長時はたくさんの栄養を必要とします。しかし、胃腸の働きが未発達なので一度にたくさん食べられません。そのため、高カロリーで消化や吸収に優れた専用のドッグフードを食べさせる必要があります。 
妊娠中、授乳中のワンちゃんは、離乳期のワンちゃんと同じフードである場合がほとんどです。

維持期は成犬向け

維持期は、大人になったワンちゃんの体重をキープするフードを選びましょう。成長期のフードをずっと与えているとカロリーオーバーになってしまいます。

高齢期はシニア向け

シニアになると、食事量や食欲も少しずつ低下、消化吸収能力も衰えてくるでしょう。いつまでも維持期のフードを与えていると、消化不良になったり、肥満になったりします。

ほとんどのワンちゃんは7歳からが高齢なので、ドッグフードをシニア用に切り替えていきます。大型犬はもう少し早いので注意してくださいね。

ドッグフードによっては、「7歳以上」「11歳以上」など年齢を表示しているので、年齢に合ったものを選ぶのもおすすめです。

全ステージ対応もある

ワンちゃんのどのステージにも合う「全ステージ対応」というドッグフードは、年齢やステージに合わせて給与量を調整するタイプです。成長期のエネルギー不足や、シニア期の栄養過多などの問題が生じる場合があります。

機能目的別で選ぶ

機能目的別とは、体形や体質など、気になることがあるワンちゃんに向いているフードです。例えば「太り気味のワンちゃん」「歯垢や歯石がつきにくい」などケアが必要なワンちゃん向けに販売されています。

避妊・去勢手術をしたワンちゃん向け、室内で過ごす小型のワンちゃん向けなどもあります。 

気になることがある場合は、動物病院を受診して病気がないかなどをチェックしてから購入するほうが安心です。

ワンちゃんのサイズや種類で選ぶ

 

ワンちゃんの大きさや犬種に合ったフードがあれば、選ぶのもおすすめです。「小型犬向け」「大型犬向け」などのワンちゃんの大きさ別のドッグフードもあります。それぞれのワンちゃんが食べやすいように配慮して、フードのキブル(粒)の大きさや形状を調整しているのが特徴です。

「マルチーズ用」「パグ用」など犬種別のフードもあります。犬種ごとに注意するポイントに配慮して作られているのがメリット。例えばパグなら、特有の体型や皮膚の栄養などに配慮されています。

フードの形状も確認

ドッグフードは、ドライフードや、セミモイスト、ソフトタイプ、ウエットフードなどさまざまな形状が販売されています。ワンちゃんの好みや食べやすさで選んであげましょう。

ドライフード

水分10%以下なので腐敗しにくく、長期保存もできます。少量でも栄養が摂れるのもメリット。値段もお手頃です。水分が少ない分、水をきちんと飲ませる必要があります。

ウエットフード

ウエットフードは嗜好性が高く、ワンちゃんが喜んで食べます。水分補給にもなるのがメリットで、やわらかく子犬やシニアのワンちゃんも食べやすいでしょう。開封すると劣化が早いのがデメリットです。

またコストは高くなってしまいます。未開封では長期保存が可能で、災害時は水分と栄養補給ができるので非常持ち出し袋に入れておくのもおすすめです。

・セミモイスト

水分が25~35%でしっとりした食感なのでワンちゃんの嗜好性も高めです。開封後も常温保存できますが、その分保存料は多めです。

ドッグフード選びの注意点

ドライフードを選ぶときは次のポイントに注意しましょう。

管理のしっかりしたお店で購入する

ペットフード専門店など、商品の管理をしっかり行っているお店で買うのをおすすめします。例えば直射日光が差す店先などで売っているドッグフードは、酸化している場合があるのです。 

ペット栄養管理士や、ペットフード販売士などがいるお店などは安心して購入できますね。

小分けフードがおすすめ

ドライフードは、小分けタイプを選ぶといつもフレッシュな状態で食べられます。ドライフードは腐りにくいといっても、開封すると酸化がどんどん進んで品質が劣化します。酸化したフードを食べると、ワンちゃんは体調を崩す恐れがあるのです。 

大袋を購入した場合は、小分けしてジッパーがついたビニール袋に入れてください。しっかり空気を抜いて密封し、日の当たらない涼しい場所で保存しましょう。

フードの切り替えは少しずつ

ワンちゃんのライフステージでの変化などで、フードを切り替える場合が必ずあります。フードを変えるときは、一気に変えるのではなく1週間程度時間をかけて少しずつ変えていきましょう。突然切り替えると、下痢などを生じる恐れがあるので注意してください。 

いままでのフードを少しずつ減らし、減らした分新しいフードを加えていきます。最終的に新しいフードになるようにするのです。途中で下痢などが見られたら、動物病院を受診してください。

迷ったら動物病院に相談

どんなフードがいいかわからない、迷ってしまうという場合は、動物病院に相談するのがおすすめです。獣医師にワンちゃんの健康状態をチェックしてもらって、ドッグフードについてもアドバイスを受けましょう。もしなんらかの病気が分かった場合は、療法食を処方してもらえるのもメリットです。

まとめ

 

ドッグフード選びは、ワンちゃんのためにと思えば思うほど迷ってしまいますよね。まずは基本の総合栄養食を選ぶところからスタートしましょう。ライフステージや年齢、犬種などで絞っていけばワンちゃんに合ったフードにたどり着けます。
どうしても選べない場合は、動物病院で健康診断もかねて相談してくださいね。