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公園でボールを使った犬のトレーニング

ワンちゃんと楽しくコミュニケーション!おすすめトリック5つを紹介

ワンちゃんにトリックを教えてみませんか?楽しい時間が過ごせるのはもちろん、コミュニケーションにも最適です。さらにワンちゃんの認知症予防にもつながるでしょう。

トリックは、ワンちゃんの「芸」のようなもの。おなじみなのは、お手やオスワリなどの基本的なトリックです。練習すればさらにレベルの高いトリックもできるようになります。簡単なものからスタートしてみましょう。

トリックを教えるメリットとは?

ワンちゃんにトリックを教えるメリットはたくさんあります。 

・飼い主さんとのコミュニケーション
トリックに挑戦する時間は、ワンちゃんと飼い主さんの大切なコミュニケーションタイム。一緒に何かを成し遂げる達成感も味わえて、絆も深まります。

・脳への刺激になる
ワンちゃんの脳への刺激になるので、認知症予防にもなります。

・トリック挑戦は何歳でもOK
トリックは、若いワンちゃんだけでなく、シニアのワンちゃんでも覚えられます。時間がかかっても、見守ってあげることが大切です。やりがいや目的ができて、シニアのワンちゃんもイキイキしてくるでしょう。

トリックを教えるときの注意点

・ごほうびの用意
ワンちゃんのモチベーションアップのためにも、ごほうびを用意しておきましょう。おやつやおもちゃがおすすめです。おやつは小さなもの(1センチ程度)でかまいません。 
肥満予防のためにも、おやつを食べた分はフードを減らすなど工夫してください。おやつの目安は、一日分のカロリーの10%程度です。毎日食事で摂っているドッグフードの一部を、トリックのごほうびにするのもいいでしょう。

・ほめて教える
ちょっとでもできたらしっかりほめてあげましょう。上手くいかなくても決して叱らないでください。

・短時間で切り上げる
ワンちゃんの集中力はさほど長くはありません。510分程度で切り上げます。長くやればいいというものではないのです。ワンちゃんがあくびをしだしたら飽きたのではなく「わかったので、もう落ち着いてください」のサインです。練習はやめて、休憩しましょう。

・静かな環境で行う
テレビの音が騒がしい、人がたくさんいる公園などではワンちゃんが集中できません。なるべく静かな落ち着いた環境で練習しましょう。

・コマンド(号令)は統一
「お手」と言ったり「ハンド」と言ったりでは犬が混乱します。自分自身はもちろん、家族間でもコマンドは統一させておきましょう。 

・できなくても気にしない
できなかったとしても「一緒に楽しく過ごせた」ほうが大切です。ワンちゃんの向き不向きがあるので、「たまたま向いていなかった」とポジティブに考えます。

おすすめのトリック5

たくさんのトリックのなかから、初級編から上級編まで5つ紹介します。
ワンちゃんの状況に合わせて、やりやすいものからスタートしましょう。

初級編

 

・お手

ワンちゃんが、「お手」の号令で前足を出すこと基本のトリックです。足先は敏感なので、触られるのを嫌がる子もいます。
お手ができると、前足を人に触られることに抵抗がなくなります。お散歩帰りに足を拭くのも楽になりますし、動物病院やトリミングサロンなどでも困りません。

  1. ワンちゃんがおすわりしたら、前足を持ち上げます。
  2. 前足が上がった瞬間に「お手」といって、ほめておやつを与えます。
  3. 1-2を繰り返すとワンちゃんが「お手」で前足を持ち上げるようになります。
  4. 「お手」のあと前足を持ち上げたら、手のひらを出してください。
  5. 飼い主さんの手のひらに前足を乗せたら、ほめておやつ。
  6. 前足を乗せるようになったら、やさしく握ってください。

※お手の高さを上げていくと、「ハイタッチ」に応用できます。

・スピン

ワンちゃんが、その場で回転するトリックで「おまわり」とも呼ばれます。

  1. ごほうびのおやつを手に持って、ワンちゃんの鼻先に出します
  2. ワンちゃんがおやつに興味をもったら、おやつを持ったまま1回転させます。
  3. ワンちゃんも一緒に回り終えたらほめておやつをあげてください。
  4. 慣れてきたら「おまわり」「スピン」「回れ」など言いやすいコマンドを出します。


※回転は右回りか左回り、一定方向に統一する方がいいでしょう。

中級編

 

ワンちゃんにとっても、飼い主さんにとっても少し難易度が高いトリックです。覚えるとかなり楽しくなるはず。焦らずトライしてください。

・バーン

飼い主さんが「バーン」というと、まるで撃たれたようにゴロンと転がる楽しいトリックです。

  1. ワンちゃんがフセになっているときに、おやつを持った手を頭の方からお尻に移動させます
  2. ワンちゃんはおやつが気になって、フセの姿勢が崩れます
  3. 崩れた瞬間「バーン」といって、おやつを与えます。
  4. 1~3を繰り返しましょう。

1~3を繰り返しましょう。

・スラローム

スラロームは、飼い主さんが歩く足の間をぬって、ジグザグに歩くトリック。ドッグスポーツの「アジリティ」にも応用できます。

  1. おやつは小さいものを数回分用意します。
  2. 飼い主さんは立って、横にワンちゃんを右に付けてください。
  3. 飼い主さんは左足を出したら、足の下をくぐるようにワンちゃんを誘導してごほうびのおやつを与えましょう。
  4. 右足を出して、同じように誘導して、おやつを与えます。

※毎回おやつを与えず、数歩できたら最後におやつを与える方法でもかまいません。
※ワンちゃんの最初の立ち位置は、右でも左でもやりやすい方で大丈夫です。

上級編

 

かなり難しいトリックです。時間がかかるかもしれませんが、気楽に進めていきましょう。

・顔隠し

ワンちゃんが前足で顔を隠すかわいいトリックです。コマンドは「フィエス」「シェイム」などいいでしょう。激しい動きではないので、シニアのワンちゃんも挑戦できそうですね。

  1. ワンちゃんがフセをしている状態で「お手」をさせる
  2. お手をしている飼い主さんの手の下に、おやつを握ったもう一方の手を持ってくる
  3. ワンちゃんがおやつに誘導されて、お手をしている前足の下に顔を持ってくる
  4. 前足の下に顔が来た瞬間に「フェイス」とコマンドを出して、おやつを与える
  5. 1~4を繰り返す

まとめ:トリックでワンちゃんと楽しく!

ワンちゃんにトリックを教える時間は、飼い主さんとの大切なコミュニケーションです。覚えたトリックを披露するのはワンちゃんにとっても、うれしいはず。簡単なトリックから始めて、だんだんとレベルの高いトリックに挑戦しましょう。たとえできなくても、少しでも進歩したらほめることも大切。

いろいろなトリックに挑戦して、ワンちゃんと楽しい時間を過ごしてください。