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ワンちゃんの水分補給は夏も冬も大切!飲まないときの工夫も解説

ワンちゃんの水分補給は夏も冬も大切!飲まないときの工夫も解説

ワンちゃんが生きていくためには、「水」が欠かせません。水は、ワンちゃんの体重のおよそ60%を占めているほど大切な栄養素なのです。しかし、水は尿や便から体外に出てしまいます。さらに「不感蒸泄(ふかんじょうせつ)」といって皮膚や呼吸からも水分は蒸発してしまうのです。 

ワンちゃんは、わずか10%ほどの脱水でも生命にかかわることがあります。脱水を招かないように夏場はもちろん、暖房がきいた冬の部屋、運動のあとにも水分をしっかり補給させましょう。
今回はワンちゃんにとっての水の役割や、水を飲ませる方法について解説します。

たくさんある「水の役割」

ワンちゃんの体内で、水はどのような役割をはたしているのでしょうか。

・喉や口をうるおす

ワンちゃんの渇いた喉や口の中をうるおし、保護をします。粘膜も、水分が多いと傷が付きにくくなるのです。

・ワンちゃんの体温をコントロール

水分は体温調節に欠かせません。気温が高いときなど、体内にこもった熱を排出する役割もあります。
ワンちゃんは、暑いときにハアハアと呼吸をしていますが、そのときに水分も一緒に排出して体温を下げているのです。                

・消化促進

食道から胃へと、食べたものを運ぶのも水の役目です。さらに、胃の中に入ると水は消化を促してくれます。

・栄養素を運ぶ

水分は、食べ物の栄養素や代謝物を体中に運びます。水分と栄養素は一緒に小腸の粘膜に吸収されるのです。

・体液になる

水分は小腸で吸収されると、血液やリンパ液、細胞内の水など体液になり体内にいきわたります。さらに汗やだ液を作るためにも水分は欠かせません。

・尿を作る

水は体の中の老廃物を、腎臓に集め尿を作って体外に排出します。適切な量の水を飲んでいると尿量が増えるため、尿路結石の予防も期待できます。

・便を運ぶ

栄養が吸収されたあとの、食物繊維などの残りかすは便になります。水分は、便を適度に軟らかくして、大腸内で便を順調に移動させます。

水分補給が大事なのはいつ?

次の場合には、ワンちゃんにお水を飲ませるようにしましょう。

・高温多湿のとき

・暖房を入れた部屋

・ドライブのとき(一気にたくさん飲ませると、酔って吐く場合があるので注意します)

・運動のあと

・興奮したあと

・食事のとき

・朝起きてすぐ

・尿路結石などが心配なとき

など。

基本的には「ワンちゃんが飲みたいとき」に与えるようにします。

ワンちゃんがあまり水を飲まない原因

水分はワンちゃんの健康維持に欠かせませんが、なぜか水分摂取量が減ることがありますよね。その場合は、次のような原因が考えられます。

・実は水分が摂れている

ウエットフードを食べているワンちゃんは、食事からも水分が摂れるため水を飲む量が減ることがあります。
ワンちゃんが自分で歩ける元気な状態で、尿の色が薄い黄色で正常な便をしていればほとんど心配ありません。

・水や水入れが汚れている

水にゴミや食べカスが浮いていると、飲まないワンちゃんもいます。水入れの底がヌルヌルしているなども、敏感なワンちゃんは嫌がるでしょう。 

・ストレスがある

来客中や動物病院に入院したときなど、慣れない状況ではストレスや緊張などで水を飲まないときがあります。

・水入れが気に入らない

水入れに、首輪の飾りなどがカチャカチャ当たるのを嫌がるワンちゃんがいます。水入れがトイレの横にある場合も、あまり飲みたがらないでしょう。

見落としがちなのが、ケージに取り付けてノズルの先を舐めて飲むタイプの水入れです。少しずつしか水が出ないので、ワンちゃんは喉が渇いていても思い切り水が飲めません。ノズルの先のボールが汚れなどで固まると、水が出ないケースもあります。この場合は「飲みたくても飲めない」状況です。                

・気温が低下している

寒くなって体内の水分蒸発量が減ると、水分を摂らなくなるときがあります。

・加齢や体調不良で水が飲めない

高齢になって、足などの関節に痛みがあると水飲み場まで行くのも大変な場合があります。首が痛いと、頭を下げて水を飲むのも辛いでしょう。胃の調子が悪い、口の中が痛いなども水が飲めなくなる原因です。

水を飲ませる対策

「うちの子は水をあまり飲まない」と思ったら飲ませる工夫をしましょう。
特に尿の色が濃い場合、水分が不足している恐れがあります。

・動物病院を受診する

もしかしたら、病気など体調不良で水が飲めないかもしれません。
特に高齢のワンちゃんは、関節に痛みなどがないかチェックしてもらいましょう。

・水と水入れの清潔を保つ

いつも新鮮なお水が飲めるようにします。水入れは小まめに洗って清潔を保ちましょう。

・ウエットフードを増やす

ドライフードを食べているのに、お水そのものをあまり飲まないワンちゃんに効果的です。ウエットフードは開封しなければ日持ちがするので、災害時の水分補給にも適しています。

ドライフードをぬるま湯や肉の茹で汁(味はつけない)で、ふやかすのもいいでしょう。茹で汁だけを飲ませてもかまいません。いい香りがするので、食欲が落ちた高齢のワンちゃんにもおすすめです。

・水入れを変更する

ノズルタイプを器タイプに変更するだけで、飲む場合があります。さらに高さがある水入れにすると、頭を下げなくていいので飲みやすくなるでしょう。

・水飲み場を変える

リビングに置いてあった水入れを、廊下に移動するなど水飲み場を変えてみてください。実はテレビの音がうるさくて落ち着いて飲めなかったのかもしれません。好みの場所がわからない場合は、家のいろいろな場所に水を置くのもいい方法です。

ワンちゃんにお水を飲ませるときの注意点

お水を飲ませるときは、ワンちゃんの健康のためにも注意したいことがあります。

・ミネラルウォーターを与えるならワンちゃん用を

水道水で十分ですが、ミネラルウォーターを与えるならワンちゃん用を与えましょう。人間のミネラルウォーターには、マグネシウムやカルシウムが多く含まれている硬水があります。尿路結石の原因になりやすいので、人間用は与えないでください。

・倒れにくい水入れを選ぶ

富士山型になった水入れは、ワンちゃんが勢いよく飲んでも倒れにくく飲みやすいでしょう。ペット専用の自動給水器もおすすめです。

・急に飲水量が増えたときは注意!

突然水分量が増えたときは、腎臓病や糖尿病などの病気になっている場合があります。動物病院を受診しましょう。尿量も増えているときは、特に注意が必要です。水の飲み過ぎは、ワンちゃんの体重1kgあたり100ml以上といわれています。
ただし、この基準より少なくても変だなと思ったら受診してください。

まとめ

水分補給は、ワンちゃんの命を維持するためにも欠かせません。
夏の暑いときはもちろん、冬でも暖房を入れたお部屋で過ごしたときや運動のあとなどは意識してお水を飲ませるようにしましょう。
あまりお水を飲まないワンちゃんは、水そのものや水入れ、環境などになにか不満があるかもしれません。よく確認して環境を整えてあげましょう。
あまりにも大量に水分を摂るときは、病気の可能性もあります。必ず動物病院を受診してください。