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知っておきたい!おやつの適切な保管方法

知っておきたい!おやつの適切な保管方法

ワンちゃんには、いつでもおいしいおやつを食べてもらいたいですよね。おいしく食べてもらうためにはしっかりとした保管方法をする必要があります。今回はおやつの適切な保管方法についてご紹介します。きちんと保管をすれば、梅雨時期や暑い季節でも、品質とおいしさをキープできます。ぜひ参考にしてみてください。

 

おやつのおいしさをキープする大切さを知ろう!

ワンちゃんの大好きなおやつも、きちんと保管をしていないとカビてしまったり、腐ったり、虫がついてしまったりして、廃棄するようになってしまいます。せっかくおいしいおやつを食べさせてあげたかったのに残念ですよね。


しかし、開封の前後や食べかけでも、品質とおいしさをキープする保管方法ができれば、問題が発生する可能性は低くなります。


この章では、ワンちゃんがおやつを安全においしく食べられるようにするために適切な保管方法の大切さについてまとめました。ぜひご覧になってみてください。



おやつの保存方法についての確認しましょう

一般的におやつのパッケージに記載されている保存方法は、「開封前は冷暗所で常温保存。開封後は冷蔵庫で保存」と書かれていることが多いです。


購入したおやつをすぐに開封しない場合は、冷暗所に常温保存しても大丈夫でしょう。


開封後のおやつを保存するポイントとしては、「しっかりと封を閉じること」と「温度と湿度が一定に保たれた場所で保管すること」です。


食べかけについての注意事項が記載されている商品は少ないため、飼い主さんによる独自の保存方法を取っているというお話を耳にすることが多いです。


多くの飼い主さんは、「食べかけのおやつは密封袋に入れて冷蔵庫で保存している」とのことですが、それは概ね間違いではありません。


しかし、食べかけのおやつには、ワンちゃんの唾液が付着しているので、密封袋に入れる前にキッチンペーパーなどでよく拭き取ることを加えてください。このちょっとしたひと手間がおやつのおいしさを保ち、日持ちさせるためにはとても大切なことなのです。



カビなのかどうかを見極めることが大切

昨今では、ワンちゃんの健康を守るために、無添加のおやつやフードを積極的に取り入れている飼い主さんが多くいます。


しかし、無添加で作られたおやつやフードには、保存料が使われていないため、品質の保持には保管方法の工夫などが必要です。


梅雨時期や夏場などの高温多湿の環境は、無添加のおやつだけに限ったことではなく、あらゆる食べ物のカビや腐敗が進みやすいものです。


そして、そのような環境になると、無添加のジャーキーの特徴的な「原材料のお肉の結晶が表面に出てくること」が「もしかして高温多湿によるカビなのかな?」と、判断がつかず悩んでしまう飼い主さんもいるようです。


ですが、カビが生えてしまったおやつと、お肉の成分が表面に浮かび上がってきたものでは、見た目やにおい、触感があきらかに違います。


カビの場合の見た目は、白色がフワフワしていたり、白色だけではなく、青色だったり黒色だったりの斑点が出ます。においもお肉特有のものではなくなり、酸っぱいような、鼻にツンとした感じがするようになります。

 

おやつの適切な保管方法とは?

ワンちゃんのために購入したおやつをできるだけ長く、おいしいままの状態で保管したいですよね。そのためには、どのような保管をすればよいのでしょうか。


この章では、開封前、開封後、食べかけのおやつに分けて、それぞれの保管方法についてご紹介します。


開封前のおやつの保管方法

開封前のおやつは、直射日光が当たらない冷暗所で保管するようにしましょう。一般的に販売されている商品のパッケージにも「開封前は冷暗所で常温保存してください」と書かれていることが多いです。


おすすめの保管場所はパントリーです。ひとの食材を保管しておくための場所なので、ワンちゃんのおやつも一緒に保管するとよいでしょう。


パントリーがない場合は、密封容器に食品用の乾燥剤を入れ、そこにおやつを入れると湿気を防げます。念には念を入れることで、開封前のおやつは賞味期限までおいしさを保つことができます。


保管するときは、賞味期限のチェックを忘れないようにしてくださいね。



開封後のおやつの保管方法

商品によっては、開封後のおやつでも「しっかりと封を閉じ、直射日光の当たる場所や高温多湿の場所は避けて保存」と記載されていることがあります。


しかし、開封後のおやつはしっかりと封を閉じているつもりでも湿気を含みやすいものです。そして、湿気を含んでしまった食べ物は、カビや腐敗の原因になる可能性が高くなります。


開封後のおやつは、密封袋に入れ、しっかりと封を閉じて冷蔵庫で保管することがベストです。


特に梅雨時や夏場などの高温多湿の時期はこの保管方法を取り、なるべく早めに食べきることをおすすめします。



食べかけのおやつの保管方法

大きいサイズのおやつを与えた場合ですが、途中でワンちゃんが食べることを止めた、またはワンちゃんが食べている途中で飼い主さんが止めさせることもあるでしょう。


食べかけのおやつには、ワンちゃんの唾液が付いています。唾液が付いたままの状態で保存してしまうと、ワンちゃんの口内から菌が移っている可能性もあり、衛生上よくありません。そして唾液がカビの原因になる可能性もあります。


食べかけのおやつは、キッチンペーパーなどで丁寧に拭き取り、密封袋か密封容器に入れ、冷蔵庫で保管することをおすすめします。


このように保存すれば、次回ワンちゃんが食べるときまでおいしさをキープできるでしょう。



まとめ

ワンちゃんのおやつの保管方法についてお伝えしました。


保管方法に特別なことはなく、手間がかかることはほぼないといってもよいでしょう。


梅雨時や夏場など、高温多湿になる時期は、食べ物にとって湿気は大敵です。おやつも湿気を含んでしまうと、カビが発生しやすくなったり、食感が変わってしまったりしがちです。開封前でも保管する場所には十分配慮してください、


開封後のおやつは、「密封袋に入れ、しっかりと封を閉じ、冷蔵庫で保管すること」が最適な保管方法です。冷蔵庫内は温度も湿度も一定なので、ワンちゃんのおやつもおいしさをキープしたままの状態を保てるはずです。


食べかけのおやつは、しっかりと拭き取ってから密封袋に入れ、冷蔵庫で保管することがおいしさを保つポイントです。


大切なワンちゃんに、いつでもおいしいおやつを安全に与えてあげるようにしたいですね。